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Interview Vol.45 久保田崇さん

フォトリーディング体験談 HEROインタビュー久保田崇さん

 
  久保田崇さん久保田崇さん

前内閣府参事官補佐。陸前高田市副市長。
1976年、静岡県生まれ。
京都大学総合人間学部卒業後、
国家公務員採用Ⅰ種試験(法律職)に合格し、
2001年内閣府入り。 ニート対策を内容とする
「子ども・若者育成支援推進法」の制定等に携わる。

2005年、英国ケンブリッジ大学にて
経営学修士号(MBA)を取得。
海外エリートたちの「人生を楽しむ姿勢」を学ぶ。

過酷な労働環境で知られる霞ヶ関の中でも効率的な業務を追求し、
独自のワーク・ライフ・バランスを確立。
プライベートでも、異業種交流会の運営や、
NPO法人新しい霞ヶ関を創る若手の会(プロジェクトK)理事を務める。

日本心理カウンセラー協会正会員。年間数百冊 読むフォトリーダー。
初の著書となる「官僚に学ぶ仕事術~最小のインプットで最良のアウトプットを実現する霞が関流テクニック~」はたった3週間で5刷され、ビジネス書市場を揺らしている!

facebook:http://www.facebook.com/kubota3
twitter:http://twitter.com/#!/takashi_kubota

◎2008年12月 山口佐貴子のフォトリーディング集中講座受講
◎2011年5月 最初の本を出版(インタビューはこの時のものです)
◎2011年8月 陸前高田市副市長就任

 
 

キャリア官僚の出版騒動!?執筆秘話を教えてください。

――この度はご出版おめでとうございます!Amazonのレビューを拝見すると、読者から本当素晴らしい感想を頂いていましたね!あれは久保田さんの手下の皆さんですか?(笑)

フォトリーディング HEROインタビュー【久保田崇さん】数人は知り合いなのですが、レビューを書いてくれなんて一言も頼んでいないのに、みんな書いてくれたのです。

それに本当に読んで、いい本だとお褒めにまで預かりました。嬉しい限りです。

出版をして周囲が思った以上に応援してくださって、本当に感謝感謝です。 正直な気持ちを言えば、もっと叩かれるかと思っていました。意外にも役所内でも問題になっていないですし、問題になってないどころか人事には褒めてもらいました。

――それは凄いですね! 久保田さんが出版したいという意向をどのように交渉したのですか?

【久保田崇さん】交渉とかではなく、事後報告でした。
すでに出版してから本を持って行って、次の日には
「なかなか良いこと書いているじゃないか」とメールをもらったのです。

人事課長が特に気に入ってくれたのは、課外活動をやるときは本業もしっかりやらなきゃいけない。と書いていた部分でした。それは人事課的にも大賛成だと(笑) それを若い世代にももっと教えてやって欲しいと言ってもらえて嬉しかったですね!

フォトリーディング HEROインタビュー――本業もしっかりやりつつも、課外活動で遊びの幅を持たせないと人間として器が広がらないし、かといって、本業をないがしろにしては本末転倒してしまうしね! 

他にもたくさんためになることが的確に面白く書かれていて、読み応えのある本でした。私の感想としては、“欲張りに人生を楽しみたい人の仕事術”という印象でした。


【久保田崇さん】それは意外と的をついていますね! 批判的な書評としてあったのは「仕事術」というタイトルなのに、仕事術以外のボリュームが多いということでしたね。ただ、タイトルは僕ではなく、出版社さんの方で決めて頂きましたので、その批判もそれほど気になりませんでしたが。

――私として、本当に感無量なのは、この記念すべき初めての出版本に“山口佐貴子のフォトリーディング”とご紹介頂いていることなのです。受講生の書籍に名前が載るなんて、こんな嬉しいことはありません!

【久保田崇さん】フォトリーディングは知名度も出てきているので、興味がある人はフォトリーディングの本を既に読んでいるだろうという前提で、とくにスキルには触れず、自分なりの活用方法だけを書かせてもらいました。

スキルを1~10まで全てをやるのではなく、習ったスキルの中から、自分に必要なことを選んで、アレンジして使うんだよと言うことを伝えておきたかったのです。

――いや、それが良いのです! スキルの活用術としては200点満点です! そして、2008年の集中講座に参加された時に、すでに「出版したい」とおっしゃっていたのを覚えています。

フォトリーディング HEROインタビュー【久保田崇さん】僕、活字がすごく好きなのです! 

読むのも好きだし、書くのも好きです。後ほどお見せするマインドマップでわかると思いますが、ネタや言葉を出す作業もとても楽しい作業でした! 

これも出版をするモチベーションになっているのですが、出版にかける想いと言えば、僕たちの世代には仕事に追いまくられて過ごしている人がすごく多いのです。

責任も重くなり、仕事量も増え、人件費削減の問題もあり、一般企業でも正社員の仕事比重が多くなっています。 そんな中、家庭を顧みる余裕もない人たちが多いのが、とても辛かったのです。

官僚として、多忙を極める職業だからこそ、その仕事術を多くの多忙すぎるビジネスマンに伝えることができたらいいなと思いました。 もう仕事量が多くてくじけそうだというビジネスマンに、何か役立ちたかったのです。

――その思いを言葉にして、本を出した久保田さんの行為は人命救助と一緒ですね!

【久保田崇さん】そこまでやれていれば嬉しいですけどね! 我々若い世代が仕事に活力をもって取り組んでいけないと、日本の経済や政治は育っていかないという想いです。

フォトリーディング HEROインタビュー――仕事もできて、家庭や趣味や学習も充実させ、そのように遊ぶほどに仕事のエネルギーが補給でき、また、仕事するほど家庭円満、学ぶ意欲のエネルギー補給になり。

そんな風に人生を充実させられる若い世代が増えたら頼もしいですね。 そんな同じ世代の同僚の皆さんには出版の報告はどのようにされたのですか?


【久保田崇さん】実は、同僚に読まれたくない本でして(笑) 一番近くの同僚は出版のことは知っているだろうけど、僕との間では報告も話題もありません。

1章には、主に霞ヶ関での仕事の現場のことが書いてあるのですが、官僚にとっては当たり前の話なので、全然面白くもないのです。

外の人からは「こんな風に仕事してるんだ!面白い」って言ってもらえる内容でも、中の人にしてみれば、「なんでこんな当然で、ごく自然なことを本に書いているんだろう?」と思う程度でしょう。「徹夜で答弁作るのなんて当たり前だし・・・こんなこと書いて何が面白いのだろう?」そう思われるなと思うと、職場の人には読んで欲しくないのです。

1冊目がスムーズに出版できる久保田流の出版極意

――1冊目を出版するのに時間がかかってしまう人、または1冊目を出しても2冊目の出版にこぎつけない人もいますよね。たった3週間で5刷がかかるって、著者としてはすごい快挙ですよね! 1冊目をスムーズに出版するために何か特別な工夫をしていたのでしょうか?

フォトリーディング HEROインタビュー【久保田崇さん】僕としては、何か特別な工夫をしたつもりもなくて、書きたい内容をネタだしして、企画書にまとめていっただけなのですが、マイコミ新書の編集者さんに “1冊目は自分の経験のみ”を出して行きましょう!と常に言われていました。

この本の倍以上の原稿を用意していたのですが、その中でも他の書籍や他人の経験を引用した原稿は徹底的に省かれました。

もちろん参考文献も色々あったのですが、それも削除され、それにまつわる引用文章も削除されていましたね。そこはずっと譲ってもらえず、結構厳しく消され続けました。 出版社さんの傾向とか、そういうことではなく、きっと僕の個性を引き出し、顔の見える本にしようとしてくれていたのだと思います。

本の帯も僕は有名人の書評かなにかを頂けるつもりでいたのに、自分の顔写真が載ってしまったりして、僕の意向は不採用となり、出版社さんの言う通りに経験談を述べていったという執筆経緯がありましたね。

けど、それで良かったと思います。自分のアイデアはもちろん大事にしたかったけれど、それに固執しすぎては、良い本は書けなかったと思っています。

出版社が作ってくれた帯のデザイン、結構満足しています。

――なるほど~! 大変勉強になります。正直1冊目は自分の著者としてのカラーを決めてしまう1冊なので、自分のこだわりに固執したくなる気持ちがわかるので、耳が痛いアドバイスです(笑) 

ここで将来、出版を夢見ているフォトリーダーへ一言ください!


フォトリーディング HEROインタビュー【久保田崇さん】自分が出したいテーマにこだわらないことって大事です。

自分が書きたい内容や自分が想像する読者が知りたいと思うことと、実際に読者が求めていることや出版社が求めていることは違うものです。

僕の例で言えば、僕は“勉強術”の本が出したかったのです。でもマイコミ新書の方では、“官僚”のやっていること、考えていること、仕事術、仕事の現場など、こちらに興味があったのです。

もしかしたら、官僚なら誰でもよかったかもしれないほどです。だから勉強術よりも仕事の中身を書いてくださいと言われ、【第一章:国会答弁作成テクニック】などの内容は企画書にはなく、後から書き足したものだったりします。

マイコミ新書としては、“官僚の仕事が垣間みることができる本”にしたかったと。もちろん書けない部分も多いので、それなりに気を使ってかいた部分でもありましたが、僕にとって1冊目は、極端に言えば何でもよかったのです。

1冊、本を出版して目標達成とは思ってもないので、2冊目、3冊目につながる本になるのなら、それで多くのビジネスマンの役に立つ仕事術を伝えられている久保田崇になれるのなら、それがよかったのですから!

フォトリーディング HEROインタビュー――これから出版を考えているフォトリーダーの皆さんとしては、大変参考になるメッセージをありがとうございます。

こだわることも大事、どうせこだわるならもっと大義なことにこだわって、譲れることは他のニーズに歩み寄り、受け入れることで形になり、次につながることがあるってことですね。

フォトリーディング集中講座への驚きは特になし!
さすがのキャリア官僚は、スマートに受け止め、スムーズに活用!

フォトリーディング HEROインタビュー――その書籍に載せて頂いたフォトリーディング集中講座なのですが、いかがでしたか? 

遊びの多さや私のセミナー講師っぽくないテンションはいかがでしたか?


【久保田崇さん】全く問題ナシ、大丈夫でしたね! 僕も普段から、まぁ、元気なので(笑)講師については、なんとなく女性の方がいいかなと思って、佐貴子さんを選んで、女性の方が男性の先生より優しいかな?とか、ちょっと具体的に選んだ理由までは思い出せませんが。

講座で何より印象的だったのは、講座にきた参加者との出逢いですね! メンバーが異色で面白かったと思います。今でも続いている仲良しメンバーもいるくらいです。

留学中のイギリスでポール・シーリィ氏の原書を読んで、スキルについては知っていたので、正直、中身はビックリするようなこともなく、殻がやぶれたとか、学びとして真新しいという感覚もありませんでしたから、教えてもらった通りに淡々とスキルを習得していく感じでした。

――ポール・シーリィ氏の原書で学んだ日本人ってそんなに多くないと思いますよ! 久保田さんとっても貴重な存在です。

【久保田崇さん】英国の原書と言っても、洋書にしてはかなり解りやすく書かれていましたし、図解も多くて読みやすかったのです。フォトフォーカスのやり方も、具体的な読み方も、集中方法も日本の講座で学ぶことのほとんどが書かれていました。

ただ、体感はできませんでした。
理屈は解ったけれど、身につけた感覚にはなれなくて不安でしたね。

そのまま実践できるという確信も、もちろんありませんでしたから、実際に自分のやっているコレが正解なのかはわからないまま気になってしまい、その迷いがあると、自分がすごく馬鹿なことをやり続けている気分になってしまって、結局、続けられないし、習得には至らなかったのです。

フォトリーディング HEROインタビュー日本に帰国直後は熱意があったけれど、
忙しさのあまりに忘れていました。

12月の講座でしたが、後に業務上、法案の作成に携わることが確定しており、今習得しておくといいかな?って、急にフォトリーディングのことを思い出しました。

仕事以外でも、ビジネス書を読むのも好きでしたから、
「この際、読めるようになっておこう!」と閃きました。

――わっ! 法律の部門に携わる仕事ですか?この本の1章に書いてあるような法案作りとか?年にどのくらいの書籍を読むのでしょう?


【久保田崇さん】当時は年間100冊くらいでしたが、
今は、年間200~300冊は読みますね。

――まず100冊も凄い数ですが、どうやら今回は習得に至れたようで良かったです。

【久保田崇さん】そうです! 英国の原書を読んでいたときは、一人で馬鹿なことをやっているような気分にもなりましたが、講座に出てみると、その馬鹿なことをみんなでやっているわけじゃないですか? 

周囲の皆さんもドンドンできているし、そんな状況も踏まえて、コレで良かったんだと確認できました。この方法でいいんだなという安心感が得られて、その方法でどんどん仕事でも使うようになり、本も読むようになりましたね!

――ちゃんと習得ができてからは何か具体的な変化はありましたか?

【久保田崇さん】変わったことと言えば、より“わがままに本を読む”ようになりました。 読む冊数も多くなったし、目を通してない本をもちろん増えました。今まで本を沢山買うことにすごく抵抗がありましたが、それもなくなりました。

Amazonから月に何回も本が届くし、毎日Amazonから届く時もありますよ。書籍代の節約のためにマーケットプレイスの方で買っているだけ、可愛い方だと思っています。

フォトリーディング HEROインタビュー――読まなくなった本も増えた。というのは?

【久保田崇さん】そう、ちょっと読んで終わりの本も増えました。本を買う時、タイトル買いしちゃうので、タイトルで得たかったことを読んですぐ手に入れて、ハイ終わり!という感じです。

だから今回驚いたのは、職場で出版の話をしたら、みんながレビューを読んでいることに驚きました。僕はレビューを全く見ないので! 

だって、タイトルや表紙をみて気に入ってしまったらレビューをみて“良い本かどうかを探っている”その時間がもったいなく感じてしまうのです。迷っている時間の方がもったいないので、僕は迷ったら「買い」ですね。

あ、でも昔から参考書を選んだりする時に、外さない自信ありましたね!受験の時に参考書選びで、自分にとって役立つ参考書かどうかはすぐ解ります。 それは、表紙、目次、中身をサッと見た感じで、ほぼ直感の域で。

逆に役立たない本も解ります。この本は買って読んでも自分にとっては無駄になるなって。そういうことを重ねてきたせいか、直感で、佐貴子さんのホームページをみて、申込みをして間違いなかったですしね! こういう意味で人を選ぶ自信もありますよ。

――よかった、インストラクターとして選んで頂けて(笑) にしても、その久保田さんの情報収集力はどこで身につけてきたのでしょう?

【久保田崇さん】受験勉強を効率的にしたかったからじゃないでしょうか。僕、勉強はそんなに好きじゃなくて、勉強の計画を立てる方が好きで。「どうやったら最短距離でゴールにたどり着けるだろうか?」を考える方がすきだから、頭の中でプログラミングをしていた感じですかね。

フォトリーディング HEROインタビュープログラミングができた後に、淡々とこなして行く段階って、飽きるし、退屈なので、極力それを短くしたい気持ちが強かったのでしょうね。

僕、フォトリーディングはこんなにいい投資はないと思うものの1つだと思うのです。 少しでも興味があるなら、フォトリーディングはどんどん受けたらいいと思いますね! 

それでも、「10倍速く~」というほどの効果がでない人もいるとは思います。

ただ、お金にしてもたった10万円です。100万も150万もするものではないし、もし、この10万円で、自分の能力がたった10%~5%でも上がったのなら、今後何十年の長い人生を考えると、すぐに元がとれるようなものです。

それ以上に、フォトリーディングを学ぶことによって、何か能力が下がるようなことは皆無じゃないですか! 成果ゼロかもしれないけれど、能力が今以下になることはないのですから、人のレビューや成果を気にして受講を迷う必要なんてないと思うのです。

能力がレベル1上がるだけで、それでこれから一生使えるなら、10万なら全然高くないと思いますね。

やはり、フォトリーディングについて「効果はどう?」と色んな人に聞かれるのですが、どれだけの効果を期待しているかわからないけれど、とにかくやってみることをおすすめしますね。能力が下がることはないし、失うものはないですから。

――講座に来て頂けると、やれば必ず効果が出るのは解って頂けます。それでも本当に効果を感じなかったら返金制度もありますしね。

【久保田崇さん】多くの日本人が、試験や何かを学ぶことに対して“勉強してから受ける”ということを選ぶ人が多いですよね。僕は、「まずは目の前の試験を現状で受けたらいいんじゃないの?」と思ってしまいます。

何回も受ければいいし、傾向を知るために受けたっていいじゃないですか、それを克服するために勉強して、と何回も繰り返していけば必ず成果って付いてくるものですから。

フォトリーディング HEROインタビュー――フォトリーディングについても、みんながこの手法で成果が本当にでたのなら、受けてみようと考えられる方が多いけれど、それでは正直遅いんです。

みんなが新しい方法で上手くなる前に、
一歩先を行かないと!


【久保田崇さん】きっと真面目なのでしょうね。真面目さで言えば官僚たちは、その集まりのようにも思えますが(笑)

――そう真面目過ぎてしまうと、なかなかスキルからそれ以上に飛び抜けないのが正直なところです。決して不真面目になって欲しいとかそういうことではなく。

肩の力を抜いて自己流の味付けをして遊んでもらいたいのです。そういう想いもあって、HEROインタビューを続けてきました。HEROは99%の人が遊び上手ですから!


【久保田崇さん】確かに、真面目な職場にいますし、さすがに法案を作成している時には本の原稿を書いたりもしないし、眉間にシワを寄せてとりくみますが、自分勝手だろうと思われても、バランスをとるために仕事が早く終わった時は遠慮なく、早めに退社することだってありますし、佐貴子さんのテンションにも物怖じしないキャラクターですからね。

逆にだからこそ真面目な仕事がギュッとできるのかもしれませんが。

――本当に!それにしても久保田さんは自分のスタイルをお持ちですよね。大きく言えば、本の中で話す人生観についても、仕事術においても。

フォトリーディング HEROインタビュー細かいことを言えば、レビューを見ないで本をさっとタイトル買いできてしまうことも!「これで僕は上手く行ってるからOK!」と自分を承認できているその姿勢こそが、HEROです!
今日はお忙しい中、お時間を頂き、誠にありがとうございました!

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